施工概要
施工箇所 | 外壁塗装工事・・・・・外壁塗装/雨樋交換/軒塗装/破風板金巻き/ベランダトップコート 屋根工事・・・・・・・スーパーガルテクトカバー工法 |
工事金額 | 非公開 |
インターネットよりお問い合わせいただき当店をお選びいただいたS様。
他の会社様でお見積りをしてもらい、その際ご対応等に不審を感じ当店を探してくれたようです。
過去に塗り替えのご経験があったようで、今回で2回目のメンテナンスで当店をご利用いだだきました。
施工内容は破風の外壁塗装、破風の板金巻、雨樋交換、屋根カバー工法と完璧なメンテナンス内容となっております。
ひと昔前の木造住宅では木材の破風板が使われてることが多く、木部の塗装は水が侵入してしまいますと、上からどんな塗料を塗装をしても剥離してしまいます。これは、木材が、雨に当たらなくても、大気中の水分を吸収したり、放湿したりする性質のため、伸縮をくり返しおこない、塗料がその伸縮に追従しなくなってしまった時に木目から給水をすると今度は表面に塗装された塗膜が通気の邪魔をし、木材が腐るという現象を起こしてしまいます。
なので木材を塗装するときは、そもそも塗膜をつけないで塗装するような、キシラデコール系などで塗るか、できるだけ柔らかい塗料で木材の伸縮をに追従する塗料を選び出来るだけ通気性の高い塗料を選んであげるのが良いかと思います。
もちろん、シーリング等で根本的に給水しないような処置をしてあげるのが前提ですが。
しかしそのように塗装しても金属等に比べると圧倒的に塗料持ちが悪いです。
なのでガルバ等の金属を巻くのが一般的なメンテナンス方法として活躍します。
しかしこの破風板の板金巻き、雨樋が邪魔をしていて、雨樋があるところは雨樋を交換するタイミングでしか施工できません。
今回は雨樋も交換するタイミングで破風板の板金巻きをしました!
もちろん、板金巻きの前には旧塗膜をケレン作業で出来るだけ剥がし、目止めとして、2液エポキシ塗料を捨て塗りとして塗装いたしました。こうすることで丁度よく給水を止め通気を確保することができます。
そして屋根は、前回塗装工事で行ったという事で今回はスーパーガルテクトによるカバー工法です。このカバー工法は穴あき25年のメーカー保証が付いております。つまりほっといても25年は穴開きませんというメーカーが保証してくれてます。
また、屋根塗装で一般のお客様が勘違いしやすいのが、塗装では雨漏りには何も影響しないという事です。さらに手抜きをした屋根塗装は、通気性の妨げをしてしますので逆に雨漏りの原因になってします事もあります。
屋根の構造を理解していない営業マンは何も教えてくれないかもしれませんが、屋根というのは、仕上げ材(スレート材や瓦)の下にルーフィングと言われる、防水紙が貼ってあります。その下に野地板や、下地の木材さらには断熱材が入ってているのが一般的な木造住宅の構造となります。
なので塗装が影響をあたえるのは仕上げ材だけで下の防水紙に関しは保護はしません。
コロニアルや瓦の保護という意味では塗装工事でメンテナスできますが、『屋根の防水』という観点では塗装ではメンテナンスできません。
さらに屋根の仕上げ材の下に入っている防水紙にも寿命があります。これが切れてしますと、仕上げ材にどんなに良い塗料を塗装しても雨漏りをしてしまします。
なので長い目で考えると何処かのタイミングで防水紙を交換してしまうのが一番よいメンテナンスですが、カバー工法は既存の仕上げ材の上から粘着型の防水シートを新規で貼り付けるため理にかなったメンテナンス方法といえます。
ただ、費用が塗装と圧倒的にちがうので無理にご提案はいたしませんがカバー工法おすすめです。
話は変わって、よくあるこの浄化槽関係のシール。
個人的にはかなり気になります。
なんなんでしょうかねこれ、もっと目立たないとこに貼れないんですかね?
しかもすぐ色褪せてしまうし。。。。
てことでこういう物は剥がします。
前の塗装を担当した職人さんは刷毛で塗らないように見切ってたみたいなんですが。
ものすごいガタガタ。。。
めちゃくちゃ気になる、これ必要な表示だからって言われる場合ありますが、それ職人が
剥がすのただ単に面倒なだけですから。
だって、こんな、見えるか見えないかわかんないシール残す意味がわかりません。
てことで取ります、もちろんキレーに。
そんでもってこれトイレや洗面の排水パイプなんですが、
こんバンド、塗装しても、錆汁が内側から出てきます。
なので、1個単価安いので交換してもらった方がいいです。
今回も交換させていただきました。サービスです。
あとココですね、スルーされてしまう出窓の上のシール。
ここも何も処置しない職人が多いですが、ほとんどの場合切れてます。
交換してもらってくださいね。
今回の外壁は、木造モルタルでしたので、
結構あちらこちらにヘアークラックが出ており、クラック処理にはパルユニット社のHSS工法を施工しました。
で仕上げには耐候性20年以上の無機塗料のツートンカラーで塗装させていただきました。
カラーシュミレーションも20パターン以上ご提案させていただき、お客様のご要望通り派手にならないツートンカラーが表現できたと思います。(ご提案しすぎ???)
↓カラーシュミレーション
お客様も配色にも大変満足していただけて良かったです。
あとは足場解体後に塀の塗装をさせていただきました。
また、塀が綺麗になると劣化しているところが目立ってしまうのがアルアルなんですが、今回も塀を塗装したら、どーしても門扉の取手が気になってしまって。。。。塗装しました。
そして、足場解体でよくあるのが足場の足(ベース)が置いてあるところの土間が洗浄できないことがあるという事です。こちらで上げられるときは上げて洗浄しますが、どうしても上がらない場合も多々あります。安全第一なので。。。
だからと言って、このベースあと、めっちゃ気になります。
だからもちろん綺麗にします。
しょうがない
って言葉は極力使いたくない。
こっちが完璧にすれば、お客さんは必ず見ていてくれます。
今回も
頼んで良かった。
という言葉をいただき我々も大変満足のできた工事ができました。
有難うございました!!
施工写真
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