塗装工事でもアスベスト事前調査ってやらないといけないのか??
先日、当店でいつも利用している、アスベストの分析会社様から、
塗装店の顧客は非常珍しい
との事で、
インタビューの依頼を受けました!
https://daylab.co.jp/technology/case_009/
石綿事前調査とは
令和4年(2022年)4月1日から、建築物等の解体・改修工事について、事前調査と報告が義務になりました。そして翌年10月1日より、その事前調査の報告と調査が、有資格者が行うというが義務化されました。
実はこれ、塗装工事も含まれるって知ってましたか?
建築業を行なっている業者からすると、
また、ややこしい法律を、、、、、
といったところが正直な気持ちです。
義務なので、やらなきゃいけないのですが、
実際に行っている業者は10%満たないじゃないでしょうか?
私の周りに聞いてみてもまず、え?そんのことやってるの?って逆に驚かれます。
いやいや、申請しないとお客様も知らず知らずのうちに自分の家の工事が違反してるの嫌じゃないですか?
もし塗装屋さんがこのブログを見られているのであればみなさんどのように申請してますか?
当店は
インターネットの石渡事前調査結果報告システム
https://www.ishiwata-houkoku.mhlw.go.jp/shinsei/
を利用して、報告してます。
できるだけ、申請に手間をかけないように、インターネットから報告してますが、これが郵送や自分で書類を持っていく事を考えると震えます。笑
ただ、この申請サイトですが、フードバックば全くないし、マニュアルも全くないんです。やるならもちょっと徹底してやってほしいですが。。。
で、この申請の手間、誰が負担するの?
ってところですが、
大気汚染防止法ではこのように明記されております。
発注者(建築物等の解体・改修を発注する者)は、事前調査に要する費用を適正に負担する義務を負っている
つまり、お客様が負担するのですが、
この物価高で塗料や人件費が上がっている中で必要としない費用(←ここが重要)を負担していただくなんて、できない、できてないので結局業者が負担しているか申請してないかどちらかがほとんどだと思います。
必要としない
と申し上げたのは
明らかにアスベストがない建物やアスベスト含有材であっても、解体がない場合でも、調査し、申請しなければいけないとの事。
解体を伴うのであれば、アスベスト被害が深刻になっている現代において、理解できるのですが、、、、、。
とにかく、どんな建物でも、資格を持った人が、調査し申告しなければいけません。
良質な塗装工事をお客様に提供する事いうことは、技術だけではない。
職人として技術を磨いてきたので少しモヤモヤしますが、品質管理の勉強をするようになって、
品質管理というのは技術だけではない
ということですね。
みなさん、アスベスト事前調査、正直めんどくさいですが、やりましょう!
お客様側も業者にキチンと申告してもらってるか確認してください。
ペインテリアでした。














