こんにちは!
松戸市と足立区を周辺とした外壁塗装工事を行っております、ペインテリアです。
本日は、実はやられちゃってる?手抜き工事!?編です!!
今回はサイディングの外壁のジョイントに注入してあります、シーリング工事の手抜き工事!?の実例です。
(コーキングとも呼びます。)
これを知っていればもう騙されません!
となるか解りませんが、、、、、
参考になればと思います。
いわゆる、『抜き』の方法ですね。管理されている工務店さんも必見かもしれません、職人に抜かれないように^^;参考にしてください。
よく巷で見たり聞いたりする順に勝手にランキング形式で掲載させていただきました!
まずは第3位
シーリングの色違うよね?
です!
これ下請けやってた時にたまにあったのですが、
元請けさんがシーリング(コーキング)の色を見誤る場合がありました。クリア仕上げのサイディングの場合、基本的にシーリング工事は後打ちとなるのですが、そのシーリングの色が元の色、もしくは外壁の目地の色に全然マッチしていないパターン。
よくあるのが、明るすぎる場合ですね、結局のところ色見本帖から一番近い色を選ぶのですが、結構選ぶのが難しいんです。
あとはコーキング先打ちだからってなんでも間でも白のシーリングを使う。
でもこれ数年前でしたら主流でした。むしろ今でも白系の外壁であれば問題ありません。
先打ちのシーリング工事(つまり先にシーリングを打って仕上げにペンキでシーリングまで塗り込む工事)の場合、ほぼ間違いなくシーリングよりも先にシーリングの上の塗膜が切れます、理由はシーリングに対して塗膜が追従しきれないからです。性能や性質が違う為です。ですがそれは当たり前の事です。そもそも、目的が違います。では仮にシーリングと同じくらい伸びーる塗料があるとするとそれはそれで、外壁に塗装するには問題が生じます。
話は脱線しましたが、先打ちのシーリングの場合、当然ですが上の塗膜から劣化していきます、その為シーリングに追従できなくなった塗膜は割れます。
問題はそこからです。
上の塗膜が割れているだけで、シーリング自体は問題ないのですから、性能自体は問題ないでしょう。
ただ、見た目。
もし、仕上げの色が極端な話真っ黒だった場合、反対色である白のシーリングだった場合、目立つ。
手抜きとは呼ばないのですが、上塗り(仕上げの色)がとても濃い色の場合は下のシーリングの色も寄せてあげるのが工夫でしょう。(弾性系の塗料なら白でもokかな)ちょっとした工夫でより良い工事になるならやりましょうよ。ってとこですかね。
ただ、発注から時間がかかったり、在庫として抱えられない場合もあるのでケースバイケースと言うラインです。
あとは、激安のシーリング材を使われているパターンやブリード タイプのシーリング材を使われている場合もありますね、シーリングの材料名やメーカー名もチェックしましょう!
第2位はボンドブレーカー入れてますか?です。
シーリングの適切な接着の仕方は2面接着です。サイディングのジョイント目地の場合、よく動きます。
その為2面接着と言うのはマストになると思います。
そして通常であれば、新築時のシーリングは必ず2面接着のはずです、それが、シーリング撤去の時にボンドブレーカーと呼ばれる背面接着を避けるテープまで剥がれるケースがあります。
この場合、打ち込む前にボンドブレーカーを入れれば良いだけなのですが、結構なケースでボンドブレーカーを入れない業者が多いです。むしろボンドブレーカーの意味を知らない職人も大勢います。そうした場合、シーリングが適切な性能をしてくれません。
ボンドブレーカーを入れるだけ。これだけでいいのだから入れて当たり前になりましょう。
第1位は打ち増しされてません? です。
サイディングのジョイント目地は打ち替えが基本です。
予算との兼ね合いもありますので、100歩譲って、全く劣化していないのであれば打ち増しでなくブリード を抑えるプライマーを塗布してから塗装でもアリだとは思いますが、シーリングは厚みがとても重要ですので基本的には打ち替えだと思います。
(入隅、三角シーリングの場合は膜厚が確保できますので、打ち増しで良いと思います。)
ですが、膜厚の確保もできない打ち増しはやる意味ありません。完全に表面上の物です。シーリングは性能を引き出すのに適切な膜厚が必要になります。シーリングを塗膜ぐらいの薄さで乗せても意味のない工事なので、管理している方は要チェックです。
特によくあるのは雨樋の裏。
工具が入らないから撤去できないとか雨樋外すなら別途費用くださいとか、雨樋が壊れてしまうからとか色々言い訳、言われた事ありませんか?
一回外して問題なくできます。
ますが固定されて無理な時は
雨樋一回切ります。
そこまでします。
切らなきゃ行けないなーとか現調に確認しますので追加予算はかかりません。
結構現場にでてると、他の部分は平気だけどここだけ異様に劣化している、って場所があります、そこを撤去してみると必ず原因が判明します。
面白いことに、著しい劣化には必ず理由があるんです。
意味のない工事にお金を払うなんて詐欺みたなもんですよね。。。安かろうは悪かろうでは大切なお家は守れません。
下請け業者は元請けに利益を搾取されますので、出来るだけあの手この手で手で仕事を早く終わらせたがります。
元請け業者にバレない手の抜き方、言い訳をいくつも持っている訳です。生き残る為に。
でもそれでお客さんが泣くのって関係ない話ですよね?
元請けから施工まで一貫して行う施工店は恐らくそんな事いたしません。
(↑自社施工と言いつつ自社施工じゃない会社は一番悪意あるかも。)
そんな事すれば、1件に対して利益はあげれるかもしれませんが、結局自分の首を締めることになるのは明白だからです。
いち施工店からのアドバイスですが塗装は値段や会社の規模ではないです、地元の元請けから施工まで一貫して行っている業者をお選びください。
以上ペインテリアでした!!