こんにちは。
松戸市と足立区を周辺に塗装工事を主体としたリフォーム工事をしております、ペインテリアです。
今回は塗装できない屋根です。
今年の1月、世の中がまだこんな事になるなんて思ってない時のお話
それは一本の電話からはじまりました。
『看板をみてお見積りをお願いしたいんですが・・・・・』
もちろんよろこんで!!^^
現地について屋根を見た瞬間・・・・・・・・・
あ、パミールだ。。。。^^;
お客様に
この屋根塗装によるメンテナンスはできません。
やったとしても、工事料金の無駄になります。
むしろ、高圧洗浄をあてると基材が壊れ逆に雨漏りにもつながります。
とお伝えしたところ、お客様の顔色が曇りはじめ
え、、、、、
でも、、、、
この家と、この家、ついこないだ塗装工事してましたよ?
んんんん?????え、、、確かに塗っちゃてるorz…。
図面に記載されている仕上げ表はどうなってますか?
と確認したところ、図面が見つからないとのことでしたので
とにかくうちの診断ではパミール屋根で塗装はできないです。
やるなら葺替えかカバー工法になります。その旨を伝えお見積りを作ることになりました。
数日後同じお客さまから電話がかかってきて
『これパミールじゃないですよ?仕上げ表に松下の〇〇ってかいてあります。』
え、、、、そんなはずはない、あれはパミールだ。でも記載されてる以上何も言えない、でもおかしい。グッと堪え
『やはりあの屋根はパミールだと思います。建てた建築会社を教えていただけますか?』
と伺ったとことなんと倒産してるとのこと。
でも下請け業者ならわかります、と
下請けか〜下請けの施工会社は支給された材料で施工するだけだもんな〜、とおもいつつ念のためお聞きし、確認したところ、
やはり、屋根材はわからないとのこと。
こうなったら、図面に書いてあるメーカーに写真を送って確認してみよう!となり、まず電話でその旨をメーカーにお伝えし確認してみたところ、了承を受け写真を送りました。
数日後、ケイミュー(旧松下)から回答がき、
その回答は
うちの商品ではありません
と。
ええええ、、、そんなことある?図面偽装って。
そりゃ倒産するわけだ。
残す手は実際に1枚屋根の機材を剥がしてそこにパミールと書いてあるか、ニチハ に連絡して、現調してもらい確認してもらうか。。。。
お客様の物を剥がして、、、って訳にもいかず、ここは写真を送りニチハ に連絡することに、、、、、。
するとあっさり了解を得て立ち合いの元確認してもらうことに。
確認しにきてくてた方はこれはうちのものですと、誠意をもって認めていただき、この状態では塗装はできませんとの判断。
そりゃそうだ、塗装できる訳ない。
でもお客さんは納得いかず、ニチハ と交渉することに。
交渉の内容はここには書けませんが、
注意しなきゃいけないところは図面に書いてあっても違う物が使われている場合があること。
↑本来あってはならない事ですが。
そして、建材には塗装ではメンテナンスできないものもあるんだという事。
それを理解して、どの様にメンテナンスするかを専門の会社に診断してもらうことが大事だと思います。
今回の写真と動画は
経験値の浅い営業さんが、パミールとも知らずに塗装案件で受注して
下請け職人たちは、施工中気づいているにも関わらず塗ってしまった。
そんなところだと思う。
だけどこんなことはあってはいけない。
やらなきゃよかった工事
少しでも少なくなります様に。。。。。。
また一刻も早く普通通りの生活ができる世の中になります様に。。。。
※現在、足立支店では営業を自粛しております。また、松戸店に関しましては引き続き様子を見て判断していくつもりです。
また、メール、電話、お問い合わせにつきましては通常通り対応させていただきます。
ペインテリアでした。